お金は「あの世」に持っていけない 
今だからこそ、本当に読んでおきたい「お金の本」――税金・相続・生涯資産の基礎知識。  

税理士・経営者・相続人として実際に体験したリアルな事実を、軽快な文書で大公開!
 
知識・経験に基づくお金の知恵がこれからのお金との関わりを大きく変えます。特に、お金に関しては知らなかったでは済まされないことが多いのは、事実です。ならば、知ればよいのです。お金に関しては知りすぎるということはないので、安心です。
 
●[本書]より―― 
あの世へ持っていきたい「物(モノ・もの)」が仮にあったとしても、残念ながら、持っていけません。残念無念ではありますが、この世に生きているということは、あの世に持っていく「お金」はいまのところ必要はない、ということかもしれません。ならば、いまのうちに……「使えるお金は使うに限る」ということです。これはこれで、幸せなことなのです。大切なモノは、持つ人によってその値打ちが変わります。つまり、「整理」の仕方ひとつで現金化されることもあるわけです。大事なモノこそ「自分で整理する」 。そして、その「お金」は自分のために使いましょう――。

  

 
実にフレッシュな全50項!―― 
・税金は世界のどこでもまけてくれません 
・3億円の使い道 
・年金は「長生き」=「死ぬまで」カバーします 
・波平さんと「46万円の壁」 
・こんなはずじゃなかった!シニア・マネーの勘違い 
・お金持ちほど相続争いはしません 
・相続放棄しても保険金は受け取れる 
・最大の資産「幸せ」はお金で買えるのか 
・死亡率100%の現実
・あの世へ行ったこともないのに気になることばかり――他。

第1章

経営が楽しい社長と苦しい社長の決定的な違い

第2章

利益には“出し方”がある

第3章

会社のお金はどこへ行った?

第4章

儲けのセンスが経営のセンスに進化する瞬間

第5章

税務調査は怖くない!?

第6章

経営者にとって会社が自己実現の場であるなら・・・


『社長必読!会計は使えてナンボ』
~おカネへの直感が働けば、“苦しい経営”が“楽しい経営”に変わる!~ 

ビジネスパーソン、とりわけ社長にとって会計は必須の知識。
しかし、社長に必要なのは、財務諸表をつくるための知識ではなく、
健全な会社経営を継続していくための知識です。
社長のやるべきことは、「会社の永続と発展のために尽力すること」だからです。
本書では、社長が会計を“便利な道具・使える知恵”として経営に活かす方法を
できるだけやさしく書きました。
お金に対する感性を養い、自分の思う方向へ会社を発展させることができれば、
「苦しい経営」が「楽しい経営」に変わります。
資金繰りに煩わされない筋肉質の会社創りを目指す社長は必読です!
 
 
序章

経営が楽しい社長と苦しい社長の決定的な違い

第1章

利益には“出し方”がある

第2章

会社のお金はどこへ行った?

第3章

儲けのセンスが経営のセンスに進化する瞬間

第4章

税務調査は怖くない!?

終わりに

経営者にとって会社が自己実現の場であるなら・・・


アマゾン カスタマーレビューより
B/S眼と5つのグレムリン -会計と経営-
「社長必読」やら「会計は使えてナンボ」というタイトル、例によって「○△×!」キャッチコピーだけの会計本かと思いつつ手にとってみたら、中身がそれなりにあった。
 中小企業の社長さんたちは、税理士さんに会計をまかせきりで、自分はB/SやP/Lなどあまり理解できていない人がやっぱり多いのではないか。とくに資金繰りについて、銀行マンと話するとそれがばれてしまう。
 もっとB/S眼(ビーエス・アイ)を磨き、自社の収益構造を社長自ら決めて、固定費をいくらまでにして経営安全率の改善をはかるのか、資金繰り計画をどうするのか等、本書の主張はたいへん参考になる。著者は、会社の資金を不透明にする5つの「グレムリン」、ペナルティーは経費にならない!などわかりやすい表現で語りかけてくる。ケース、数値例もわかりやすく、しかも具体的に示されていて、読み流すだけでなく、しっかり勉強することもできる。
 簿記会計を資格試験だけのために勉強している人にも、会計とはこんな意義、力があるのかと感じることができる内容になっている。
 
会計の見方がわかる本
本書を読む価値があるだろうか。
確かに、本書は、会計に関する知識を多数紹介する本ではない。しかし、私は、本書は経営者におすすめの本であると考える。
なぜなら、筆者は、会社を楽しく経営するためには、「お金を稼ぐ」能力と、「稼いだお金を活かす」能力が必要と考えている。本書は、この能力を刺激する会計の本となっている。また、本書で紹介している会計の知識は、会社経営の拠りどころとなるものが含まれている。
よって、会計センス磨き、会社を楽しく経営したい経営者にとって、本書を読む価値はある。
 
儲からないビジネスに明日はない!
「獣医はビジネスだ!」クールな小栗旬が口にする決めセリフで人気のドラマを毎週楽しみに見ているが、資本主義社会に生きている以上、儲けないことには手も足も出ないのが現実である。会社経営者であるなら、もちろん、そんなことは私言われなくても百も承知だろう。
 
では、なぜ世の中に「儲かる会社」と「儲からない会社」があるのか・・・この素朴な疑問について、“会計”という視点から明確な答えをくれたのがこの本である。近頃、キャッチーなのは題名だけで、内容の薄いビジネス書が目立つ中“利益を出すということの本質”に触れた本書の内容は、しかと胸に届いた。
 
そう、会計が小難しいのは、決算書上の「利益額」と、社長独自の「儲かっている」という感覚、おまけに手元に残った「現金」がそれぞれ一致しないからなのだ。著者は、なぜそうなってしまうのかを会計の視点から丁寧に説き、できるだけこの3者を一致させる会社経営を推奨している。
 
この本の指南するところに従えば、私にも「儲かる会社」がつくれるかもしれない・・・そんな勇気をくれた一冊である。

著 者 略 歴

森川 優 (もりかわ まさる)

  • 税理士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 森川コンサルティンググループ代表
  • 甲南大学大学院講師

  • 1964年大阪生まれ。
  • 同志社大学商学部卒業。
  • 税務を中心とする法律家、財務の専門家、複数の会社のオーナーを務める経営者、後進を育てる教育者、という複数の顔を持つ「お金のプロ」。
  • 「会社は経営者の自己実現のステージである」と考え、支援するクライアントは中堅中小企業から上場企業、個人資産家と幅広い。